佃煮を、いま炊いています

みこ(横地多実子/よこちたみこ)

2007年08月07日 22:00

今日のお昼にちょっとカロリーの高いものを食べたので、
晩ご飯はあっさりと、冷や奴、わかめの酢の物、きんぴら
でした。
どれも、とっても美味しかったのですが、
主人には物足りなかったらしく、
「もっと飯のおかずになるものはないか?佃煮とか~」
と言われ、早速作り始めました。
「子供用じゃなくて、俺専用の辛いやつを作ってや~」
はいはい、醤油辛いのを作りますよ~。

と言う訳で、いま我が家は、まるで八尾の一忠(いっちゅう)のようです。
えっ?何のことかわからない?・・・失礼しました。m( _ _ )m
(大阪府八尾市にあるうどん屋さんです。「一忠」で検索するとたくさん出てくると思います。)
とっても美味しいうどん屋さんにいるような、ダシと醤油の香りに包まれているんです。
あ~しあわせ♪

実は私、もったいながりなんです。だしをとった後の昆布(もちろん二番だしまで)を捨てません。
2cm角に切って、保存袋に入れて冷凍しています。
随時足していき保存袋が一杯になったら、佃煮にして食べちゃうんです。(^^;)
えっ?ただのケチですって!!・・・失礼な。

たとえ出し殻昆布でも、最高の(だと私が思っている)調味料を使うと、味は極上です!!
たまにご近所へお裾分けすると、たいへん喜んでくださるので、保証付きです。
たかが出し殻、されど出し殻。これはあなどれませんよ~。



「写真左」手前左:雑穀飴、手前右:みりん漬け山椒の実、後:「三河みりん」
「写真右」左から丸中醤油黒ラベル、白ラベル、杉樽醤油

それでは、主人の大好物「昆布と干し椎茸の佃煮」の作り方です。

小さめの干し椎茸と、新しい昆布10cm角位を鍋で戻します。
戻した昆布は2cm角に切り、冷凍保存していた出し殻昆布と共に鍋に戻し、
ヒタヒタの戻し汁で煮ます。(圧力鍋で煮ると早いですよ!)

ある程度やわらかくなったら、山椒の実(みりん漬けにしたものを初夏に作って常備しています)と、
三河みりんを加えてすこし煮ます。

醤油を2~3回に分けて加え、焦げ付かないようにコトコトと弱火で煮詰めます。
(今日は、お気に入りの丸中醤油を3種類使いました。)

これで充分美味しいのですが、もう一工夫。
仕上げに雑穀飴で、やさしい甘味とテリを加えます。

これは本当に美味しい!!この佃煮だけで、ご飯が何杯も食べられそうです。
おにぎりによし、お茶漬けによし。
もう、市販の佃煮は買えません。(^^;)

この佃煮は、水分がほとんどないので保存がききます。
冷蔵庫にいれておけば数週間は美味しくいただけますよ。

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